レーザを生体に照射すると、レーザの強度(出力密度 / エネルギー密度)によって、細胞の生存域値を超えた不可逆的な反応(光生物学的破壊)と、細胞の生存域値内での可逆的な反応(光生物学的活性化反応)の2つが起こります。前者の治療を高反応レベルレーザ治療(HLLT)、後者の治療を低反応レベルレーザ治療(LLLT)と区分されます。
レーザー治療 最近の進歩克誠堂 荒利伊清紀 / 長田光博 / 菊池眞(大城俊夫担当ページより引用)

アーンツ.シュルツの法則曲線(大城俊夫:痛みに対する低反応レベルレーザー療法と応用に関する再考、日本レーザー医学会誌、9:33~42、1988より引用)
レーザ光照射時の生体側の光熱反応は、周辺部より順に下記のような5つの層に分かれます。
| 活性化 | 蛋白質変性 | 血液凝固 | 蒸化 | 炭化 |
|---|---|---|---|---|
| 40℃以下 | 40~65℃ | 68~85℃ | 100℃以上 | 200℃以上 |
活性化の層では細胞の生存域値内での可逆的な反応である光生物学的活性化反応が起こり、中心部の4つの層では細胞の生存域値を超えた不可逆的な反応である光生物学的破壊反応が起こります。
前者は低反応レベルレーザ治療(LLLT)、後者は高反応レベルレーザ治療(HLLT)に応用されています。

半導体レーザ治療は光生物学的活性化反応を応用した低反応レベルレーザ治療(LLLT)に分類されるもので、生体に損傷を与えず、刺激することによって活性化を促す治療法です。
半導体レーザは、筋肉や関節の痛みをやわらげる疼痛治療器として主に利用されています。
ソフトレーザリーMODEL JQ310は疼痛治療に欠かせない半導体レーザ治療器です。
- レーザ光のパワー密度も高く、皮膚表面から深部まで浸透するのが特徴です。
- 単一レーザによる180mWのエネルギーは出力が高く、照射時間が短縮されるため、患者への負担をやわらげます。

〈 レーザ出力 〉・・症状に合わせて4段階から選べます。
| 60mW | 100mW | 140mW | 180mW |
〈 照射時間 〉・・・10~60秒まで10秒ステップで選べます。
| 10秒 | 20秒 | 30秒 | 40秒 | 50秒 | 60秒 |
完全独立2チャンネルの2プローブ方式
2つのプローブは、それぞれ照射の出力、時間、方法の条件を変え、同時使用が可能。
- 異所同時照射可能→例:肩と腰の2箇所の患部を同時に照射。
- 同時2人の患者に照射可能。
スピーディで効率の良い治療が行えます。
ピンポイント照射ができるペンシル型プローブ
- プローブがコンパクトなペンシル型で、患部に当たる先端部位(照射位置)を確認しながら、効果的にピンポイント照射ができます。
- 照射方法は、症状に合わせてプローブの先端を患部に当てた時レーザ光が照射されます。
- 持ちやすく軽量のため、長時間使っても疲れません。


- 電源を入れるとすぐに標準モード(パワー/時間)で患部への照射を始められます。
- レーザ出力や照射時間の設定もスイッチを押すだけで簡単に切り替え可能が可能です。

照射パワーの点検機能
照射パワーを点検できる機能があり、適切なコンディションで治療にのぞめます。
- プローブの先端をチェッカーにあててレーザ光を照射すると、レーザチェックランプが点灯し、正常な出力かどうか簡単に確認できます。
- 設定した出力と時間は、ランプの点灯で一目で分かります。

○肩凝り ○五十肩 ○腰痛 ○関節炎 ○捻挫 ○むち打ち ○リウマチ ○痛風
○スポーツなどによる筋肉痛
○腱鞘炎をはじめ、筋肉、関節の慢性非感染性炎症による疼痛の治療に
| レーザ照射前 | レーザ照射後 |
|---|---|
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| +印は照射位置を示します。 | 一般的に疼痛に関しては温度上昇、 炎症に関しては温度低下の傾向を示します。 |
| 販売名 | ソフトレーザリー JQ310 |
|---|---|
| 発振波長 | 810±10nm |
| レーザ出力 | 60/100/140/180mW |
| 照射時間 | 10~60秒(10秒ステップ) |
| 定格電源 | AC100V 50/60Hz 0.23A |
| 標準付属品 | 保護眼鏡 |
| 薬事法上の分類 | クラスⅢ 高度管理 特定保守 |
| 特記事項 | 一般名称:半導体レーザ治療器 機械器具12 JMDNコード 70630000 |
| 製造販売元 | 澁谷工業(株) |




